お別れの言葉 ― 2013/07/27 22:54

私淑していたF先生が闘病の末、息を引き取られました。昨日のお通夜、今日の告別式と最後のお別れに伺ってきました。とても安らかな寝顔の先生に、きちんとお別れの気持をお伝えできたと思います。まさか、父が逝ってほんの2年しか経たない間に先生が逝かれるとは思いもせず、私は短い間に二つの支柱を失ったように肩を落としています。

先生は56歳という若さでしたが、短かった人生の持ち時間を精一杯、人の何倍も、駆け抜けるように生きた方でした。たくさんの人に施し、誰とでも分け隔てなく付き合い、多くに影響を与えた方でした。私は先生を通して、未熟だった自分を振り返るとともに、何かとても良い景色をみるような気持でいたと思います。

無精で友のいない私に、決まって連絡をくださったのは先生でした。不思議でしたが、今思えば、私にとって唯一無二の友を失ってしまったのかもしれないと、戸惑うような思いです。

ご家族との最後の時間に少しでも割り入ってはいけないと考えたことは間違っていたのかもしれません。そのことを自責することもありますが、今日お顔をじっと見、これまでのことを振り返って最期のお別れができ、私なりに決着の思いを持つことができました。

死に別れても心に留める以上私は一人ではありませんが、ただ私は私自身の道を生きるのみです。

先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。